2008年3月31日月曜日

2008年度の友の会活動 始動!!

4月から2008年度の始まりです。室蘭診療所友の会の総会は5月に開催しますが、役員会では今年度の大まかな目標を決め実行しつつ総会をむかえることにしました。
 私たちの暮らしや医療、社会保障はますます厳しくなってきました。多くの国民が納得行かないなかでの「後期高齢者医療制度」の導入、「医療崩壊」、さらに物価の値上がりなど生活も大変です。今年度、室診友の会はいのちと健康、暮らしを守るために2035名の友の会員と職員が一緒に、健康づくりの取り組みと、健康で安心して過ごせる社会を作るために力を尽くしていきましょう。 会長 星山 榮

投稿 憲法

一、憲法を考えるようになったスタート点
 職場に憲法や法律は通用しないと、かつて職制の上司が言っていた。様々な労働争議、特に日鋼、王子、全国を震撼させた安保闘争、対する大企業のアメとムチの労務対策。労組側は一部の人の警告を無視、労組幹部が会社の言うとおりの運動を進めた結果、長年に渡って獲得した労働者の権利が次々ともぎ取られ、気がついた時には物の言えない職場となり、労組の使命である生活擁護、賃金引上げ要求すらなくなってしまった。
 これでいいのか。この時、憲法とは、労働組合法とはどんなものかを始めて考えた。憲法十四条、十九条、二十一条で保障する、法の下の平等、思想・良心の自由、集会・結社・表現の自由、人としての固有の権利や労組法の中身を忠実に実行していれば労働者同士がいがみ合い、足の引っ張り合いなどないはずだ。これが私の社会に目を開かせてくれた原点であった。
二、平和運動に情熱を傾けた理由
 付和雷同的な生き方に疑問を持ち始めた。余りにも自己主張のない人生、これでいいのか。私は幼少時、体が弱く常に祖母、父母に心配をかけどおしの生活。もっとも昔は、百戸余りの山村に医者といえば盲目の按摩兼業の人しかいない。父は蛋白源として近くの小川の雑魚を取ってきて食べさせ、どうにか生命を繋いだという過去がある。こうした余りにも惨めな生活を二度とさせてはならない。加えて大きくは平和を壊す政治、特に靖国派と言われる人々のものの考え方はどうしても許せない。あの十五年戦争を忘れたのか、銃を持って戦った人々、銃後の守りとして食うものもない生活、これが戦争という人間疎外の行為なのだ。それを考えると「悔しい」。なぜ人間はこうもあの歴史を忘れられるのか。
 いま、平和を守り、平和の語り部として街頭に立ち、あらゆる集会に顔を出し訴えているのは、どんなことがあっても戦争だけはしてはならない、この信念を貫きたいと思っているからである。<室蘭・鉄鋼九条の会会員   太田柳太郎>

2008年3月21日金曜日

シッコを観て みんなで平和を守らねば。

「室診友の会」80号の佐藤冨士夫所長の名コラムに誘われ映画「シッコ」をようやく観た。嬉しい事に室蘭での上映は昼・夜とも満席。アポなし突撃男―マイケル・ムーア監督の映像で「泣く子も黙る超大国のはずなのに保険充実度は世界37位、なんと先進国中最下位。こんな医療制度はビョーキ(シッコ)だ。テロより怖い医療問題。」のアメリカの現実が迫ってくる。
アメリカでは国が運営する保険がない。6人に1人が無保険。しかし映画は民間保険に入っている人々の映画。生きるべきか死ぬべきか-それを決めるのは保険会社。何とか理由をつけて保険金を支払わず、医療費が払えないといっただけで多くの国民が命を落としている。そして政治に多額の政治献金をばら撒き、全国民の医療保険をと主張すると社会主義医療という猛烈な反共宣伝で葬る。
患者が病院からのタクシーで放り出される世界一の大国アメリカと、国民皆保険で入院費も、薬代もほとんどかからないカナダ、イギリス、フランス、キューバとの違いが次々と描かれる。観ているうちに辛くなるのは、日本が何とアメリカに似てきたことが感じるからである。金の切れ目が命に直結する。
まじめに働いても暮らせない若者たち、生活保護制度も縮小され格差社会が当たり前のように語られ、年金問題、医療制度の崩壊・・・等々。特に「構造改革」を掲げた小泉政権以来「痛み」がかりを押し付け、戦後、国民の力で作り上げてきた社会保障に関わる制度を大幅に後退させた。多くの議会や老人クラブ等が反対なのに4月からは高齢者医療制度が導入される。江戸時代の「生かさぬように殺さぬように絞れるだけ絞れ」の圧制が頭をよぎる。むしろ旗に小さく○を書き(困る)と、命を賭して百姓一揆に立ち上がった歴史を思う。映画のラストの字幕で「未来への希望」が語られた。そうなんだ、日本には誇りとする日本国憲法があり平和や基本的人権、生存権等々のすぐれた理念がある。先日の室蘭診療所友の会「高齢者医療制度学習会」でもたくさんの人達と学んだことだ。世界の最近の進歩・変革に力づけられるし、昨年の「教科書検定」撤回の沖縄での11万人にもなる抗議集会や、一人残らずの救済を貫いたC型肝炎薬害訴訟、参議院選挙での自・公敗退等の希望が輝いている。今年はもっとより多くの希望を生み、命を守らねばと主権者の気持ちを新たにする。(金崎/白鳥台在住)

2/11 ピースジャンボリー 大盛況

2月11日が紀元節の復活を願っての『建国記念の日』ではなく、国民の願う『平和を願う文化の日』にしようと言う思いから出発し、今年は4回目になります。 その思いが溢れた集いが今年も皆さんのおかげで大きく成功させることが出来ました。会場には460人もの方々が集まりました。ステージではソプラノ歌手清水紫さんが先の戦争時、中国に置いてきた子どもの事を思い続けて生きた切ない母の想いの「安東の子守歌」を…やわらかくさわやかなトランペットを響かせた梅沢さんは「こんなあったかい雰囲気で演奏できてよかった」と感想を述べてくれました。中学生14人を含めた「アメイジンググレイス」の演奏は60人の合唱で会場も出演者も感動を共有しました。詩の朗読あり、実行委員長のお話「茶色の朝」など、音楽だけでない心の届くステージの内容が「ピースジャンボリー」なのです。
 展示作品は今年も個性的な作品が増え、子どもさんの作品もあり、俳句、川柳、絵画、版画、平和のための戦争写真など豊かに結集しました。
「いろいろな社会活動しながらも、作品を創るエネルギーを持っている人がたくさんいることに驚いた」という感想がよせられました。
「平和でこそ表現できる作品展」としてもっともっと広がる可能性に満ちています。今後もご支援ご協力をおねがいします。  (美園町 田中)  

冬の歩こう会「氷筍」散策

 初めて参加しました。氷柱見たさに雪の中を約50分歩くか歩かないうちに不安や心配が先走りして、でも皆さんと色んなお話をしながら現地まで歩く事が出来ました。自然の力、贈り物ってすごいですね。ステキな物を見せてもらいました。雪も大歓迎してくれたのか?吹き付けたり、舞い上がったり、時に優しくゆっくりして行けよと誘うように、楽しい時間を過ごさせてもらいました。ありがとうございます。次回も楽しみにしています。皆さまもぜひ参加を、楽しいですよ!! (初参加の女性です)

核廃絶 3、1ビキニデーと日本国憲法

〔投稿〕 核廃絶 3、1ビキニデーと日本国憲法
二月十五日札幌で「2008年3・1ビキニデー北海道集会」が開かれ、アメリカの水爆初爆発実験で被爆した第5福竜丸乗組員の一人大石又七さんが講演しました。大石さんは軍隊を持たない平和憲法=日本国憲法の大切さを若者にメッセージを送っています。
〈若い人たちへの俺のメッセージ〉
“「誰もが望む平和な世界を、万物の霊長などと偉そうに言う人間が、どうして何万年、何万年という長い年月を費やしながら、平和にすることができないのでしょう。それどころか、人問はここにきて水素爆弾という恐ろしい核兵器まで作り出してしまい、それを軍隊という人殺しの集団が持っています。
 一発で何回力という人間を一度に殺す、世界でも最強の兵器です。相手が持てばこちらも持たなければ殺られてしまう。当然、各国は待とうと必死です。
 これらをただ、黙って見つめているだけでいいのでしょうか、ほかに道はないのでしょうか。いや、一つだけあります。『軍隊をなくせばいいのです』各国も目本の憲法九条が謳っているように軍隊をなくせば、核兵器も戦争もなくすことができます。 戦争は人を殺すことなのです、欲張りの野蛮人がもつ思想です。恨みだけを作り、何の益も生まれてきません。
軍隊や戦争が浪費する超膨大な資金(世界の軍事費、年間費1兆2000億ドル)を、『貧困や教育、友好』に使えば世界は変わります。変えなければいけないのです。
そんなことができるわけがないと言って悪化の一途を黙認し、恐ろしい核兵器も容認して巻き込まれて自滅するか。
目覚めるかは指導者ではありません。
私たちなのです。【ビキニ被爆者 大石叉七】“
 「これだけは伝えておきたいビキニ事件の
表と裏 “第5福竜丸・乗組員が語る”」大石又七
かもがわ出版より抜粋(佐藤豊克・市村博司)

健康が一番! 健診進む。

 今年も、友の会に健康診断の受診の輪が広がっています。すでに797名の方が受診され、健康づくりに役立てています。友の会では年度の初め「友の会員の半数(900名)が受診する」ように目標を決め取り組んできましたが、目標達成までもう少しです。また室蘭診療所の健診数は室蘭市内でもトップクラスです(健診センターの次に多くの健診を受け入れています)。早期発見、早期治療が健康維持のために有効です。友の会員同士が声を掛け合って一緒に健康づくりを進めましょう。
なお、2008年度からは現行の健診制度が廃止されます。この3月が最後となります(詳細は北海道勤医協友の会新聞3月号
3面参照)。
毎年増加する友の会受診者数
2007年度856件(2月25日まで途中集計)
2006年度894件
2005年度710件
2004年度632件

朗報です! ◆介護認定で障害者控除が適用!

◆介護認定で障害者控除が適用!
要介護の認定を受けている方(家族の場合も)、障害者控除の適用になり税金が戻ってくる場合があります。あまり知られていない制度ですが積極的に活用しましょう。
要介護4~5
 →特別障害控除(同居)75万円控除
      〃      (別居)40万円控除 
要介護1~3
→障害控除       27万円控除
<方法>介護保険認定係で認定書を発行してもらい確定申告を行う。
<詳しくは>室蘭市の介護保険認定係(25-2861)、または室診ケアセン  ター今(46-6465)まで。*登別市、伊達市も同様の制度があります。

2008年2月1日金曜日

室蘭地方猛吹雪、職員、独居老人宅に除雪活動に出動



24日朝、例年に無い猛吹雪が襲った室蘭地方。室蘭診療所では朝7時より職員有志が早朝出勤して猛吹雪の中診療所駐車場などの除雪に取り組みました。診療開始時間になっても患者さんは来院はなく、その後近所の患者さんを送迎で数人、吹雪を押して来院された患者さんを含め午前中の受診者は僅か14名に止まりました。デイサービスも市中の道路が各所で立ち往生の車で寸断され、また突風での事故が予想されるため中止としました。 午後からは外来職員にて、独居老人宅など気になる患者宅10数件をピックアップし看護師2名事務1名運転手(臨時職員)にて除雪援助活動を行いました。玄関にやっと1人が通るだけの除雪を自分で頑張ってやった老人の方や、玄関は近所の方が除雪してくれていたけど物置の漬け物置き場までの通路が雪で埋まっていた方、玄関も全部埋まっていた方など7軒ほど家の除雪を行い、「ありがとうございます」と何度も繰り返して寒い中いつまでも玄関先で見送ってくれるお年寄りなど、大変感謝される取り組みになりました。また、近所の方が除雪してくれているところも多く、地域の見守りの力を感じる事も出来ました。 また訪看、ヘルパー職員も訪問先で除雪を行って在宅患者さんをまもってきました。 写真1 早朝、猛吹雪のなか患者駐車場を除雪する目黒看護師長。写真2 外来の独居老人宅の除雪活動。若手看護師を先頭に気になる老人患者宅を訪問し除雪を行う。