投稿 世界に誇る平和憲法を守り抜こう
(室蘭市 大和田)
一九九九年の室蘭母親大会では、オランダのハーグに世界から集まった1万人の非政府組織の人達の一人として、新婦人から唯一人代表で参加された当時道本部会長だった石川一美さんを講師に迎え、その時の様子を話してもらった。その会の最後の締めくくりとして「日本の憲法九条を世界の国会で取り上げよう」という事が提案され、満場一致で採択されたという話を聞き、母親大会参加者から「へえっー」という驚きの声が出たのを覚えている。世界から注目されているすごい憲法!政府は「アメリカから押しつけられた憲法だから日本人の手で変えなければならない」と前国会の数の力で3年後の国民投票法を決め、改憲を目標に動きだした。しかし映画「日本の青空」でも日本国憲法誕生の真相が証明されているが決してアメリカからの押しつけ憲法ではなく、憲法学者の鈴木安蔵氏の草案がGHQとの一問一答で殆ど無傷で通っている。また、学力世界一になった北欧のフィンランドでは日本の教育基本法を参考にして教育を行った結果、①学級の人数は20名前後の少人数。②競争いっさいなし。先生は一人一人に分かるまで教え、友達どおしもお互い教え合い学び合い、落ちこぼれもなく全員の学力が高くなる。③小学校から大学まで教育費は無料。子供たちは公費で安心して学校に通える。昨年テレビにフィンランドの教室風景が映し出されたが、家庭的な雰囲気で伸々と明るく、とても羨ましい光景でした。日本も教育基本法を改悪するのではなく、未来の国を背負う国民を本気で育てようとするなら、私達が30人学級の実現や教育費引き下げの請願をいくらしても知らん振りで世界一高い教育を続け、市場原理を教育現場にまで持ち込み、競争激化学力テスト等で、学校現場で成績を上げた学校には予算配分を増やす等で、学校現場で成績を上げる為の不正行為までする学校があるとか、また学校格差で過疎の学校が増え、いじめや不登校が増え続けている現状を変える必要がある。憲法前文に「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し」とあり、九条二項では「前項の目的を達するために、陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない。国の交戦権はこれを認めない」と明記してあるのだから、巨大化した自衛隊やイラクへの派遣は勿論憲法違反だ。憲法や教育基本法を変えるのではなく、これを本気で実践したら、国民はもっと幸せになれ、子供たちの将来にも夢がある。日頃の悪政を怒った国民の意思が参院選に表れたように、国民を大事にしない政府をみんなで変えていこう。
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